たまにはゆるいブログもいいんじゃない

HP係のともこです。

最近Apple musicにオススメされたGui Borattoにはまっています。

ブラジルのエレクトロです。

インターネットは地球の裏側まで情報を届けてくれるし、

音楽も本当に国境を越えるんだなあ、とあらためて思いました。

同じフレーズが繰り返されるのも気持ち良いし、

そこに新しい音遊びが組み合わさるのも面白くて好きです。



同じ調子のものが繰り返されると気持ち良い って音楽に限った話ではないなあ、

と思ったのでこのブログをゆるく書こうと思います。



例えば、言葉。

東武百貨店の“「母がわらう」を、私がもらう。”

1文の中で、同じ調子を繰り返しています。


BEAMSの冬のコピー。

いくつかの文章が対句的に書かれています。



例えば、デザイン。

語感の辞典の新聞広告。

(この広告は、既出のものと偶然被ってしまったので、

賞を取り消されてしまったというちょっと可哀想な境遇ですが、いいリズム感あるなあと思います)

MIDTOWN SUMMERの野外広告。

連貼りすることで、空間にリズム感が生まれています。

黒烏龍茶。

全て同じモチーフだけど、余白で変化をつけて右にアクセントを置いています。


とらやの羊羹のWebページ(https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/yokan/

羊羹が3つ並んでるヘッダーがすでに胸アツ...

箱に敷き詰められる前提のパッケージデザインなので、並べるだけで可愛いです。

(東京オリンピックに向けて、日本文化の見直しがおこなわれて、

和モダンなデザインもさらにアップデートしたら良いなと思ったり、思わなかったり。)



同じようなものを反復することをパラレリズムというそうです。


今、400周年ということで京都をにぎやかしている琳派。

琳派の始祖、尾形光琳もパラレリズムを得意としました。

京都国立博物館で琳派展をやっているようなので、早く行きたいです。


ということで、秋新歓来てください。

10月26・27日 17時から19時で、国文の学生ホール(食堂のとこ)でやってます。


このブログでは、「表現の面白さ」について書きましたが、

「広告で問題を解決する」ことについて考えている人もいます。

商品を売り込みたい!というマーケティング的な問題から、

交通事故を減らしたい!など社会的な問題まで扱えます。


広告は総合格闘技的な面白さがあるので、ぜひぜひ。